ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

昭和シェル、全社員対象に在宅勤務試験導入

2018年1月22日 (月)

環境・CSR昭和シェル石油は22日、試験的に全社員を対象とした在宅勤務を導入すると発表した。22日から3月30日までテストを続け、「多様な人材が能力を最大限に発揮し、企業成長に貢献できる環境と公平な評価システム」を構築できるか確かめる。

同社は2008年から育児や介護などを行う社員が能力を発揮できる職場環境の実現に向け、在宅勤務制度を導入。15年には社員のニーズを踏まえ、短時間勤務制度との併用を可能としているが、さらに多様な働き方を支援するため、全社員を対象とする在宅勤務制度への拡大と、育児・介護を理由とした現行制度の拡充を検討する。

今回のテスト導入には、787人の社員の1割を超える87人(管理職含む)が公募制で参画する。在宅勤務を実施することによる個人の成長・生産性向上などの有効性を検証し、既存ITツールの活用を促すほか、現制度の課題の洗い出し、解決策の実行を目指す。