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自宅不在時でも宅配受取可能に、IoTプロジェクト

2018年1月31日 (水)

話題不動産管理向けのシステムやアプリを開発するライナフ(東京都千代田区)は22日、東京都大田区の賃貸マンションで、自宅不在時でも宅配や家事代行などのサービスを受けることができる「サービスが入ってくる家」プロジェクトを2月下旬から開始する、と発表した。

(以下画像の出所:ライナフ)

プロジェクトでは、生活協同組合パルシステム東京、ベアーズ、honestbee Japan、タスカジ、ホワイトプラス」の5社と提携し、ライナフが開発したスマートフォンで開錠・施錠できるスマートロック「NinjaLock」を活用することで、自宅にいなくとも不在時の配達や宅配弁当、クリーニング、家事代行などのサービスを受け取れるようにする。

東京都大田区の賃貸マンション「ジニア大森西」で、共有エントランス部にオートエントランス解錠システム「NinjaEntrance」を、36室の全ての居室にNinjaLockを設置する。プロジェクトオペレーション専用のコールセンターが、電話による各事業者のサービススタッフの本人確認と、インターネットを経由した鍵の開閉操作を遠隔で行う。

入居者は、スマートフォンのNinjaLock専用アプリから自室玄関ドアの開閉履歴を随時確認できる。また、居室不在時のセキュリティ強化のために、玄関部の人の出入りの動きを撮影し、スマートフォンアプリから確認できるクラウドカメラ「Safie」(セーフィー)と、錠前付きの室内扉を設置している。