行政・団体厚生労働省が30日に発表した昨年12月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.03ポイント上昇し、1.59倍となった。新規求人倍率(同)は2.42倍で0.05ポイント上昇した。新規求人(原数値)は前年同月に比べ9.6%増え、運輸・郵便業は4万9178人(前年同月比11.9%増)となった。
就業地別の有効求人倍率(季節調整値)は、最高は福井県の2.09倍で、最低は北海道の1.21倍。受理地別では東京が2.15倍で最高、沖縄が1.15倍で最低だった。
パートを含む職業別有効求人倍率・新規求人倍率のうち物流関連では、「自動車運転の職業」の新規求人倍率が4.24倍で0.63イント増、有効求人倍率が30.9倍で0.39ポイント増、「包装の職業」の新規求人倍率が5.49倍で0.55ポイント増、有効求人倍率が3.18倍で0.22ポイント増えた。