ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本郵便の3Q営業益2.2倍増、EC市場拡大で

2018年2月14日 (水)

財務・人事日本郵政が14日に発表した2018年3月期第3四半期(4-12月)決算によると、日本郵便の業績は経常収益2兆9307億円(前年同期比3.5%増)、経常利益739億円(2.3倍増)、四半期純利益665億円(2.2倍増)となった。

郵便・物流部門でEC市場活性化により、ゆうパック・ゆうパケットの取扱数量の増加基調が続き、収益拡大をけん引した。人件費や集配運送委託費などの費用が増加したものの、それを上回る増収により、営業利益は416億円増の751億円となった。

国際物流部門はロジスティクス事業の収益が拡大し、2億1800万豪ドルの増収を確保。円ベースでは為替要因もあって543億円の増収となった。営業利益(EBIT)は、四半期(3か月)単位で、前年同四半期と直前四半期を上回る6600万豪ドルだった。累計では前年同期比1700万豪ドル増の1億豪ドルと、増収増益。

■2018年3月期第3四半期

 
累計(億円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
29,2663.5%
営業利益
751124.2%2.6%
経常利益
739130.9%2.5%
当期利益
665115.9%2.3%