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CREが倉庫内覧にVR、遠隔地でも360度閲覧可能に

2018年3月28日 (水)

▲「VR内見plusMovie」で内見が可能なロジスクエア千歳倉庫内画像

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拠点・施設シーアールイー(CRE)は28日、VR(仮想現実)コンテンツプラットフォームを提供するナーブ(東京都千代田区)の、360度パノラマ動画ソリューションを導入したと発表した。

同社はこれまで、物件に関する施設仕様や立地などの情報を文字と写真を組み合わせて紹介し、その後営業担当者が現地案内に同行するリーシング手法をとっていたが、今回顧客の物件視察にかかる移動時間やスケジュール調整などの労力の軽減・意思決定の迅速化を図るため、3月にナーブのソリューション「VR内見plusMovie」の導入を決定し、4月から一部の開発物件から段階的に運用を開始することにした。

▲ナーブオリジナル専用端末「CREWL」

これにより、遠隔地の物件を紹介する際に、手で持って覗くタイプのVRゴーグル「CREWL」(クルール)」を持参し、VRで物件の内覧をしてもらうことが可能になる。

顧客は、VRを通じて倉庫の周辺環境やトラック導線などを「実際に倉庫内で見ているような感覚」で見ることができる。現在は一部の開発物件のみだが、今後はシーアールイーが管理する1000棟の中小型物流施設についてもVR内覧の導入を進める。

また、シーアールイーの貸し倉庫検索サイト「LogiSquare」でも今後、「VR内見360度パノラマ画像」を使うことを検討しており、導入すれば早い段階で詳細な情報を顧客に提供できるようになる。