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ロジスティクス物流改善コンサルティング、組織開発、評価制度設計、人材開発を手がける、Lithe（ライズ、東京都台東区）は2日、社員の定着率向上や物流事故を低減する「物流業界版!プロジェクト・アリストテレス・プログラム」の提供を同日から開始したと発表した。
米グーグルが2012年から開始した「プロジェクト・アリストテレス」を物流業界向けにアレンジして提供するプログラム。LLitheによると、「プロジェクトで提唱している『心理的安全性』を保障する組織風土設計、採用教育の在り方の見直しを行うことで、解決に至ると確信した」という。
具体的には、「個別型の指導教育」「SNSを使った情報共有」「安心・安全・ポジティブな組織風土設計」を行う。
個別型の指導教育では、実際の業務現場に同行してその場で問題点を指摘、個々の業務特性に即した目標設計と達成評価、定期的に個別面談を実施する。SNSを使った情報共有では業務遂行する上での重要確認ポイントをクイズ形式にて日々送付するほか、取り組み状況や理解度合いを客観的な数値で把握する。
安心・安全・ポジティブな組織風土設計では、心理的安全性を保障するための、自己開示、他者承認、他者貢献、自己承認、行動変容、成功体験、情報共有、行動習慣、目標達成――9つのステップに沿って教育する。
これらを導入した3PL綺語では、導入前の年間離職率56％から7％に、物流事故発生数が15件から4件に、中途社員の採用数が6人から10人になったという。
サービス料金は、SNS情報提供のみで月額5万4000円（税込）×6か月、標準プランが月額32万4000円×6か月、プレミアムプランが月額54万円×12か月。
2018年度は10社、19年度は25社、20年度は50社に対して導入を計画している。
