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名鉄運輸、最新安全装置装備車両を毎年500台導入

2018年4月19日 (木)

▲働き方向上委員会(以下画像の出所:名鉄運輸)

ロジスティクス名鉄運輸は19日、2018年度から20年度まで3か年の中期経営計画を策定したと発表した。最終年度に売上高1180億円、営業利益率4.6%を目指す。

新中計では、基本方針として(1)経営力(2)人材力(3)ネットワーク力の取り組みを進める。

人材力向上に向けては、女性やシニアを含むすべての従業員が楽しくやりがいを持って仕事ができる職場環境づくりを推進する。働き方向上委員会の設置や野球部の設立、女性用共有スペースのリニューアルを実施する。

▲最新安全装置車両への代替促進

また、最新安全装置を装備した車両への代替えを推進。ドライバーの安全確保への投資を優先的に行う。具体的には、最新の安全装置が装備された車両を毎年500台導入する。

ネットワーク力については、老朽化した施設や遊休施設を中心に、リニューアル投資を進める。物流産業の変化に対応できる、「強い地域拠点」を整備する。さらに「スワップボディ車」を活用することでの作業分離、手待ち時間削減を図るほか、共同施設利用やシステム統合などを通じて、日本通運との提携効果の深化を進める。協力会社を含む外部との提携を積極的に検討する。

経営力では「事故三悪(運転事故、商品事故、労災事故)撲滅」のため、名鉄運輸グループ一丸となって、安心安全への取り組みを推進するほか、衝突軽減ブレーキ車への代替促進、「こぐまブランド」の浸透によるグループ一体感の醸成などを図る。