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【決算】福山通運、主力の運送部門で減収減益

2012年5月10日 (木)
2012年3月期通期連結(単位:百万円)
 2012年3月期2011年3月期増減率
売上高248,445255,611-2.8%
営業利益13,54313,0963.4%
経常利益14,11114,272-1.1%
当期純利益9,9278,39918.2%

財務・人事主力の運送部門で減収減益
主力の国内運送事業は、貨物輸送量の減少が長期化する中、商業小口荷物への集中した営業活動の展開や長距離選別輸送の強化を推進。一方、羽田-九州間の航空輸送は、北九州から福岡を加えた2空港への乗入れとなり、翌日配達エリアの拡充など輸送サービスの品質向上を最優先課題として取り組んだ。

 

また、昨年11月には藤沢支店(神奈川県)を新設し、神奈川県のネットワーク網の強化を図るとともに、関東で集配拠点の効率的運営を促進するため、グループ会社間との拠点統合を進めた。このほかデジタルタコグラフと併せてドライブレコーダーの装着を段階的に進めた。これらの結果、部門売上高は2221億2800万円(前期比3.3%減)、営業利益121億1500万円(0.6%減)となった。

 

今期最終利益19.4%減少見込む
今期は連結売上高2500億円(0.6%増)、営業利益136億円(0.4%増)、経常利益138億円(2.2%減)、純利益80億円(19.4%減)を見込む。