フォルテ、｢みちびき｣対応の動態管理端末公開

サービス・商品フォルテ（青森市）は22日、準天頂衛星「みちびき」に対応した動態管理端末「FB102」を23日から25日の3日間、東京ビッグサイトで開催される専門展示会「ワイヤレスジャパン2018」で展示すると発表した。

FB102は、みちびきのシステムを使用した測位補強誤差補正を行うことで、GPSの測位誤差を1?2メートル程度にまで向上させることができるほか、電波を安定して得にくい都市部や山間部で測位性能を高めることが可能。

物流や営業車両などのリアルタイム動態管理、ジオフェンス設定によるエリア入退場管理といった機能を用いることで、倉庫など特定の目的地への到着を通知・記録できる。

これらの機能を複合的に利用することで、バスロケーションシステムとして運用したり、内蔵の加速度センサーを用いた危険運転のスコアリングでドライバーの安全運転レベルをデータ化し、評価したりといった利用方法が考えられる。