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ホクショー、自動化需要高まり受け新工場建設

2018年5月23日 (水)
空白

拠点・施設物流機器メーカーのホクショー(石川県金沢市)は、白山市にある同社主要生産拠点の白山工場敷地内に新棟「第3工場」を建設する、と発表した。6月に着工し、2019年5月の完成を目指す。導入設備を含めた総投資額は30億円。

人手不足に伴う自動化ニーズの拡大を受け、主力製品の垂直搬送機など物流システム・自動化機器の販売が好調で、今期(7月決算)は過去最高の売上を計上する見込み。

同工場は1987年に第1工場を建設、93年に第2工場を建設し、設計・加工・塗装・組立の一貫生産拠点として稼働しているが、受注増に伴い組立・出荷待ち保管スペースが不足するなど、工場の拡張がここ数年の課題となっていた。

今回斧第3工場の建設は、第1工場で稼働している粉体塗装自動化ライン、第2工場で昨年10月に稼働を開始した最新のファイバーレーザー加工機を第3工場に集約し、生産能力の増強とリードタイムの短縮を両立させて生産性の向上を目指すもの。

■第3工場の概要
建設地:石川県白山市旭丘3-17(白山工場敷地内)
延床面積:9149平方メートル
建築面積:6249平方メートル
階数:地上2階建て
着工:2018年6月
竣工:2019年5月
総投資額:30億円