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2月のトラック輸送、特積み輸送量0.5%増加

2012年5月11日 (金)

ロジスティクス国土交通省が10日発表した2月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物(調査対象26社)の輸送量は523万5753トンで、前月に比べ総輸送量が46万トン、0.5%増加した。前年同月比では10万トン、2%の増加となった。

 

平均稼働日数は23.6日で、前月と比べ2日減少。前年同月比では1.1日増加した。稼動1日当たりの輸送量は22万1854トンで、前月比0.4%増、前年同月比2.7%減の実績となった。

 

宅配便(調査対象17社)は、取扱個数が2億5282万9000個(前月比6.1%減、前年同月比5.2%増)となった。

 

品目別は、すべての品目で前月より輸送量が増加。工場・生産地からの貨物増がすべての品目で共通してみられたほか、倉庫から出る貨物増が機械、化学工業品、食料工業品、日用品などでみられた。機械、化学工業品、食料工業品の主な増加地域は関東、中部、近畿など。

 

前年同月比では、工場・生産地や倉庫からの貨物増により、農水産品、金属製品、機械の輸送量が増加したと回答する事業者が関東、北陸信越、中部、近畿地方でみられた。一方、「その他(百貨店配送品)」の輸送量が全国で減少した。

 

一般貨物(調査対象事業者数1042社のうち794社が回答)の輸送量は、前月比5.9%増、前年同月比2.4%増となった。