拠点・施設SBSホールディングス傘下で食品の低温物流を手がけるSBSフレック(東京都墨田区)は6日、茨城県阿見町で建設していた、同社初の自社開発となる3温度帯物流センターが竣工した、と発表した。すでに7月から大手企業のチルド原料の保管が決定している。
新センターは、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応した食品専用の3PL物流拠点。建物は、3万1304平方メートルの敷地に鉄骨造地上3階建て・延床面積7734平方メートルで建設。常温、冷蔵、冷凍の3温度帯に対応する。
商品特性に沿った細かな温度設定が可能で、厳密な温度管理・鮮度管理を必要とする商品のニーズに答える。独自の全国輸送網と各地域を網羅した地場の輸配送ネットワークにより、関東一円のみならず、全国規模のサプライチェーンをカバーする。
首都圏中央自動車道阿見東インターチェンジ(IC)から5分と近く、大洗港・常陸那珂港からも1時間程度で到着する。
■施設概要
名称:「SBSフレック阿見物流センター」
所在地:茨城県阿見町星の里6-1
敷地面積:3万1304.36平方メートル
延床面積:7734.33平方メートル
倉庫面積:常温911平方メートル、冷蔵5099平方メートル、冷凍891平方メートル
構造:鉄骨造、地上3階建て
主設備:垂直搬送機1基、貨物用EV1基、ドックレベラー1基、ドックシェルター(小型1バース、中型8バース、大型3バース)