ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

物流連、4か国から専門家招きコールドチェーン議論

2018年6月8日 (金)
空白

ロジスティクス日本物流団体連合会(物流連)は8日、東京都大田区のヤマト運輸の「羽田クロノゲート」で5日に、「コールドチェーン物流専門家会合」を開催した、と発表した。

会合は、コールドチェーン物流の多様性について、互いの理解を深めることを目的に6日から8日にかけて東京で開催される小口保冷配送サービスの「第1回ISO/PC315国際審議委員会」の開催に合わせて行われた。

同委員会で議長を務める敬愛大学の根本敏則教授、国土交通省から町田倫代国際物流課長のほか、フランス、中国、インドネシア、タイ、日本から23人のコールドチェーン物流事業者、専門家や関係者が出席した。

あいさつに立った町田国際物流課長は、「まずはこの会合で小口保冷配送サービスの標準化の重要性を強調したい」と述べた。また、日本国内のコールドチェーン物流でBtoB輸送事業者を代表してニチレイロジグループ本社が、宅配便事業者を代表してヤマトホールディングスがそれぞれの事業概要を説明した。

▲発表する秦中国コールドチェーン物流専業委員会秘書長

海外のコールドチェーン物流については、中国・インドネシア・タイからの代表者がそれぞれ自国の現況を発表し、活発な質疑応答が行われた。会合終了後は、国内外からの参加者に向けに羽田クロノゲートの施設見学を行った。