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大阪港の貨物量5.8%増、港湾統計

2018年7月4日 (水)

調査・データ大阪市は4日、大阪港の昨年11月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は755万トンで前年同月に比べて5.8%増加した。このうち外貿貨物は320万トン(9.3%増)と4か月の増加、内貿貨物は434万トン(3.3%増)と2か月ぶりの増加となった。

入港隻数は1984隻(3.8%増)で総トン数は972万総トン(8.5%増)となり、このうち外航フルコンテナ船は298隻(5.3%増)、内航フェリー船は150隻(3.2%減)だった。

総取扱貨物量の外貿貨物のうち、輸出は82万トン(5.5%増)となり、再利用資材(21.8%減)や完成自動車(19.7%減)は減少したものの、中国の取り扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(2.8倍増)や、タイ、ベトナムの取り扱いが増加した鋼材(9.2%増)などにより、3か月ぶりの増加となった。

輸入は、239万トン(10.7%増)となり、木製品(2.5%減)や金属製品(同0.1%減)は減少したものの、中国の取り扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(同18.2%増)や、中国、ベトナムの取扱いが増加した家具装備品(同31.3%増)などの増により、4か月ぶりの増加となった。

外貿コンテナ貨物については、輸出が68万トン(3.9%増)と2か月ぶりの増加、輸入が220万トン(10.8%増)と3か月連続の増加となり、月間取扱量は289万トン(9.1%増)だった。コンテナ個数は、輸出が8万3000TEU(2.9%増)、輸入が10万5000TEU(10.6%増)で月間取扱個数は19万TEU(7%増)となり、9か月連続の増加となった。

内貿貨物は、移出が194万トン(1.6%増)と2か月ぶりの増加、移入が240万トン(4.7%増)と2か月ぶりの増加となった。

内貿フェリー貨物は284万トン(4.3%増)で7か月連続の増加となり、内航フェリーの乗降人員は9万1000人(15.8%増)だった。