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大阪港の7月貨物量0.2%減少、港湾統計

2018年12月7日 (金)

調査・データ大阪市は5日、大阪港の7月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は715万トンで前年同月に比べて0.2%減少した。このうち外貿貨物は308万トン(1.3%増)と4か月連続の増加となり、内貿貨物は407万トン(1.3%減)となった。

入港隻数は1897隻(7.1%減)、総トン数は973万総トン(1.6%減)となり、このうち外航フルコンテナ船は305隻(5.5%増)、内航フェリー船は153隻(3.2%減)だった。

外貿貨物のうち、輸出は81万トン(0.1%減)となり、その他製造工業品(87.3%減)や再利用資材(8.8%減)は減少したものの、中国、シンガポールの取り扱いが増加した染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(20.6%増)や、中国、韓国の取り扱いが増加した紙・パルプ(2.2倍増)などの増により、5か月ぶりの増加となった。

輸入は、227万トン(1.9%増)となり、鋼材(43%減)や鉄鋼(68.2%減)は減少したものの、中国、ベトナムの取扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(10.1%増)や、中国、タイの取扱いが増加した電気機械(同10.2%増)などの増により、4か月連続の増加となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が71万トン(4.3%増)と4か月連続の増加、輸入が210万トン(6.3%増)と4か月連続の増加となり、月間取扱量は281万トン(同5.8%増)であった。コンテナ個数は、輸出が7万8000TEU(0.1%減)、輸入が10万1000TEU(5.6%増)で月間取扱個数は18万TEU(同3.0%増)となり、2か月ぶりの増加となった。

内貿貨物は、移出が185万トン(4.3%増)と2か月連続の増加、移入が222万トン(5.6%減)と6か月連続の減少となった。内貿フェリー貨物は271万トン(2.5%増)で2か月連続の増加となり、内航フェリーの乗降人員は8万2000人(1.4%増)だった。