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大阪港、9月の総取扱量が4%増加

2014年12月24日 (水)

調査・データ大阪市が24日に発表した9月の港湾統計(速報値)によると、同月の総取扱貨物量は750万トン(前年同期比4%増)となった。このうち外貿貨物は327万トン(4.2%増)、内貿貨物も423万トン(3.8%増)となり、ともに3か月ぶりに増加した。

外貿貨物のうち、輸出は76万トン(2.9%増)で産業機械(17.8%減)や金属くず(31.4%減)が減少したものの、韓国、タイ、カナダの取扱いが増加した鋼材(16.0%増)、中国、ロシア、韓国の取扱いが増加した完成自動車(32.9%増)、韓国、台湾、中国の取扱いが増加したガラス類(48.9%増)などが増え、3か月ぶりの増加となった。

輸入は、250万トン(4.6%増)で、電気機械(7.4%減)、製材(25.7%減)が減少。中中国の取扱いが増加した産業機械(同16.2%増)や韓国、中国の取扱いが増加した鋼材(31.4%増)、韓国、中国(香港)の取扱いが増加した金属製品(7.6%増)などの増で3か月ぶりに増加した。

外貿コンテナ貨物は、輸出が61万トン(1.3%増)と18か月連続の増加、輸入が226万トン(1.1%増)と3か月ぶりの増加となり、月間取扱量は278万トン(1.1%増)だった。コンテナ個数は輸出が8万7000TEU(2.6%増)、輸入が10万7000TEU(0.7%減)で月間取扱個数は19万4000TEU(0.8%増)となり、3か月ぶりの増加となった。

内貿貨物は移出が191万トン(6.8%増)、移入が232万トン(1.5%増)でともに3か月ぶりの増加。入港隻数は1975隻(0.3%増)、総トン数は904万総トン(3.3%減)となり、このうち外航フルコンテナ船は291隻(5.8%減)、内航フェリー船は182隻(2.2%減)だった。

フェリー貨物は286万トン(2.9%増)で3か月ぶりの増加となり、乗降人員は7万人(0.4%増)となった。