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大阪港の18年8月貨物量0.2%減少、港湾統計

2019年2月7日 (木)

調査・データ大阪市は7日、大阪港の2018年8月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は693万トンで前年同月に比べて1%増加した。このうち外貿貨物は293万トン(4.2%増)と5か月連続の増加となり、内貿貨物は400万トン(1.3%減)と7か月連続の減少なった。

入港隻数は1910隻(2.1%減)、総トン数は959万総トン(2.9%増)となり、このうち外航フルコンテナ船は287隻(0.7%減)、内航フェリー船は156隻(1.3%減)だった。

外貿貨物のうち、輸出は75万トン(2%増)となり、その他製造工業品(60.7%減)や再利用資材(4.2%減)は減少したものの、中国、シンガポールの取り扱いが増加した染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(45.2%増)や、中国、韓国の取り扱いが増加した紙・パルプ(26%増)などの増により、2か月ぶりの増加となった。

輸入は、218万トン(5%増)となり、その他の石油(59.9%減)や金属鉱(73.9%減)は減少したものの、中国、タイの取扱いが増加した電気機械(23.3%増)や、オーストラリア、ベトナムの取扱いが増加した石炭(1.8倍増)などにより、5ヶ月連続の増加となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が64万トン(0.1%増)と5ヶ月連続の増加、輸入が200万トン(3.5%増)と5ヶ月連続の増加となり、月間取扱量は264万トン(2.6%増)であった。コンテナ個数は、輸出が7万8000TEU(1.6%減)、輸入が9万5000TEU(1.1%増)で月間取扱個数は17万TEU(0.1%減)となり、2ヵ月ぶりの減少となった。

内貿貨物は、移出が178万トン(1%減)と3か月ぶりの減少、移入が222万トン(1.5%減)と7か月連続の減少となった。内貿フェリー貨物は268万トン(1.8%増)で3か月連続の増加となり、内航フェリーの乗降人員は14万2000人(3.9%増)だった。