ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大阪港の4月貨物量1.6%減少、港湾統計

2018年10月5日 (金)

調査・データ大阪市は5日、大阪港の4月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は688万トンで前年同月に比べて1.6%減少した。このうち外貿貨物は297万トン(1.8%増)、内貿貨物は391万トン(4.1%減)となった。

入港隻数は1935隻(0.1%減)、総トン数は953万総トン(6.3%増)となり、このうち外航フルコンテナ船は286隻(5.1%増)、内航フェリー船は136隻(9.9%減)だった。

外貿貨物のうち、輸出は87万トン(1.5%増)となり、その他製造工業品(87.3%減)や再利用資材(8.8%減)は減少したものの、中国、シンガポールの取り扱いが増加した染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(20.6%増)や、中国、韓国の取り扱いが増加した紙・パルプ(2.2倍増)などの増により、5か月ぶりの増加となった。

輸入は、210万トン(2%増)となり、鋼材(13.5%減)や砂糖(75.3%減)は減少したものの、中国、韓国の取り扱いが増加した産業機械(19.9%増)や、中国、タイの取り扱いが増加した製造食品(17.7%増)などの増により、2か月ぶりの増加となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が74万トン(4.8%増)と3か月ぶりの増加、輸入が197万トン(2.4%増)と2か月ぶりの増加となり、月間取扱量は271万トン(3%増)だった。コンテナ個数は、輸出が7万7000TEU(3.1%減)、輸入が9万4000TEU(2.5%増)で月間取扱個数は17万TEU(0.1%減)となり、2か月連続の減少となった。

内貿貨物は、移出が175万トン(2%減)と3か月連続の減少、移入が216万トン(5.8%減)と3か月連続の減少。内貿フェリー貨物は252万トン(4.3%減)で3か月連続の減少となり、内航フェリーの乗降人員は7万4000人(9%減)だった。