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ANAの貨物事業、国際線収入19%増

2018年7月31日 (火)

財務・人事ANAホールディングスが7月31日発表した2019年3月期第1四半期(4-6月期)決算によると、同社の航空貨物事業は、国内線貨物輸送・郵便の収入が減少したものの、国際線貨物・郵便が増加した。

国内線貨物は北米・欧州向けの自動車関連部品を中心とした旺盛な貨物需要を背景に、日本発海外向けは好調に推移。海外発でも、自動車関連部品や電子部品などの日本向け貨物が堅調に推移したことに加え、主にアメリカンチェリーを輸送するために、北米発のエアラインチャーターを活用するなど、需要の取り込みに努めた。

この結果、国際線の貨物輸送重量は24万5999トン(0.9%増)で、収入は320億円(19%増)。郵便輸送重量は7522トン(1.5%増)で収入は14億円(10.1%増)となった。

一方、国内線の貨物輸送重量は9万6032トン(5.3%減)で収入は70億円(2.4%減)となった。郵便輸送重量は8089トン(7.5%減)で、収入は8億円(2.7%減)だった。