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ANAの貨物事業、国際線収入17.1%増

2018年11月2日 (金)

財務・人事ANAホールディングスが2日発表した2019年3月期中間(4-9月期)決算によると、同社の航空貨物事業は、国内線貨物輸送・郵便の収入が減少したものの、国際線貨物・郵便は増加した。

国際線貨物では、北米・欧州向けの自動車関連部品や電子部品を中心とした旺盛な貨物需要を背景に、日本発海外向けは好調に推移。海外発でも、日本向け貨物が堅調に推移したことに加え、エアラインチャーターを活用するなど、需要の取り込みに努めた。三国間輸送貨物が減少したため輸送重量は前年を下回ったが、イールドマネジメントを強化した結果、収入は前年を上回った。

この結果、国際線の貨物輸送重量は48万3719トン(3.3%減)で、収入は642億円(17.1%増)。郵便輸送重量は1万3725トン(9.3%減)で収入は27億円(1.8%増)となった。

一方、国内線の貨物輸送重量は19万7758トン(8.6%減)で収入は140億円(7.6%減)となった。郵便輸送重量は1万5004トン(9.5%減)で、収入は15億円(3.8%減)だった。