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丸紅、ロシア東部の穀物集荷・港湾物流会社と包括提携合意

2010年4月26日 (月)

国際丸紅は4月26日、ロシア東部の有力穀物集荷業者であるアムールゼルノ社、港湾物流業者のフェテクシム社と穀物取扱いに関する包括提携合意書を締結し、ロシア東岸からの穀物輸出拡大を目指して協力関係を構築することで合意したと発表した。

 

東アジアの穀物需要の拡大に伴い、ロシアの穀物生産、ロシア東岸からの穀物輸出の重要性が高まっており、丸紅ではロシア東部を穀物の産地として、開拓に注力していく。

 

2009年度、丸紅はロシア東岸から過去最大規模となる、5万トンの日本向け穀物輸出契約を成約。パートナーであるアムールゼルノ社と今回、独占契約を締結し、さらに取り組みを強化することで安定的に穀物を調達する。

 

また、フェテクシム社との取り組みによって物流を効率化し「競争力のある穀物の供給を行う」としている。合意では、アジア向け穀物の品種開拓やファイナンスなど共同投資も視野に入れている。