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大阪港の1月取扱貨物量1.9%増

2018年8月17日 (金)

調査・データ大阪市は17日、大阪港の1月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は691万トンで前年同月に比べて1.9%増加。このうち外貿貨物は294万トン(1.3%減)と3か月の減少、内貿貨物は397万トン(4.5%増)と3か月連続の増加となった。

入港隻数は1867隻(3.7%増)、総トン数は889万総トン(0.9%減)となり、そのうち外航フルコンテナ船は296隻(5.7%増)、内航フェリー船は157隻(2.5%減)だった。

外貿貨物のうち、輸出は68万トン(0.9%減)となり、染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(33.6%増)やその他製造工業品(138.4%増)は増加したものの、中国、香港の取り扱いが減少した再利用資材(35.2%減)や、韓国、アメリカの取り扱いが減少した鋼材(13.8%減)などの減により、2か月連続の減少となった。

輸入については、226万トン(1.5%減)となり、鋼材(67.8%増)や染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(10.8%増)は増加したものの、中国の取扱いが減少した衣服・身廻品・はきもの(8.1%減)や、オーストラリア、ロシアの取り扱いが減少した石炭(91.2%減)などの減により、3か月ぶりの減少。

外貿コンテナ貨物は、輸出が58万トン(5.1%増)と2か月ぶりの増加、輸入が206万トン(0.5%減)と5か月ぶりに減少した。月間取扱量は265万トン(0.6%増)だった。コンテナ個数は、輸出が7万6000TEU(6.6%増)、輸入が9万8000TEU(前年並み)で月間取扱個数は17万TEU(2.8%増)となり、11か月連続の増加となった。

内貿貨物は、移出が173万トン(3.4%増)と3か月連続の増加、移入が224万トン(5.4%増)と3か月連続の増加となった。内貿フェリー貨物は266万トン(6.6%増)で9か月連続の増加となり、内航フェリーの乗降人員は7万7000人(10.1%増)だった。