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ノボ ノルディスク、郡山工場でCO2排出量実質ゼロ

2026年7月23日 (木)

拠点・施設ノボ ノルディスク ファーマ(東京都千代田区)は22日、郡山工場で化石燃料の使用を撤廃し、工場運営に伴うCO2排出量の実質ゼロを達成したと発表した。

郡山工場では約2年をかけ、天然ガスを利用していた従来の空調・熱供給設備を、高効率で環境負荷の低い設備へ転換した。国内有数の自然冷媒アンモニアを採用した熱回収型高温ヒートポンプを5台導入し、負荷に応じて稼働台数を制御することで、高効率な冷暖房を実現した。

これにより、化石燃料の使用を撤廃するとともに、事業者が所有・管理する排出源からの直接排出に当たるScope1と、購入・使用する電力や蒸気、熱、冷却に伴う間接排出に当たるScope2で、CO2排出量の実質ゼロを達成した。

▲郡山工場(出所:ノボ ノルディスク ファーマ)

アンモニアヒートポンプは、空気などに存在する熱を効率的に移動、活用し、冷水と温水を供給する設備。燃料を燃焼させて熱をつくる方式と異なり、少ない電力で大きなエネルギーを得られる。

冷媒に使用するアンモニアは、オゾン層破壊係数がゼロ、地球温暖化係数がほぼゼロという環境特性を備え、CO2排出量の低減に寄与する。

同工場はこれまで、ソーラーパネルの導入や再生可能エネルギーの調達を通じ、化石燃料への依存低減と持続可能な製造体制の構築を進めてきた。今回の設備転換では、医薬品の安定供給体制を維持しながら、環境負荷の大幅な低減を実現した。

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