M&Aエアロネクスト(東京都渋谷区)は23日、産業用ドローンメーカーのマゼックス(大阪府東大阪市)と、次世代AI(人工知能)農業ドローンの社会実装に向けた業務提携契約を締結したと発表した。
両社は、エアロネクストが開発を進めるAIフライトコントローラや同時遠隔自動操縦オペレーション技術と、マゼックスの農業ドローンの開発・製造・販売に関する知見を組み合わせ、複数機を安全かつ効率的に運用できる次世代AI農業ドローンを共同開発する。また、クラウド運航管理システムや地上システムの共同検討、農業法人やJA、自治体への共同提案、実証実験や展示会を通じた共同マーケティングも進める。
実証では、国家戦略特区を活用し、同時遠隔自動操縦による農業ドローン運用モデルの実証・社会実装を進める。将来的には、防除や播種、施肥、センシングを統合的に実施することで、農作業の省力化と生産性向上を図るほか、作業データや飛行データをAIで解析・最適化し、自律的に学習・進化する「フィジカルAI」の実装も進める。
エアロネクストは、物流分野で培ってきたAI運航技術やクラウド運航システムを農業分野へ展開することで、「空のロボットインフラ」の活用領域を物流から農業へ拡大する考えだ。
今後は全国各地で実証実験や顧客開発を進めるとともに、農業法人やJA、自治体、農業サービス事業者との連携を拡大する。将来的には海外市場への展開も視野に入れ、点検、防災、警備など多様な産業への展開も見据えたフィジカルAIプラットフォームの構築を推進する。
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