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タカラスタンダード、名古屋工場に倉庫新設

2018年8月23日 (木)
空白

ロジスティクスタカラスタンダードは23日、名古屋市東区の名古屋工場敷地内に新倉庫を建設したと発表した。

新倉庫の延床面積は3000平方メートルで、これまで外部倉庫で管理していた資材や工場の各棟内にあった資材などを集約し、ロケーション管理システムを導入することで、資材ピッキング時の作業の効率化を図る。

倉庫への荷物集約でできた工場のスペースには、12月に高い効率の排熱回収を行えるリジェネバーナーを搭載した焼成炉を導入。出荷数の伸びや高付加価値商品の増加に対応するため、ホーロー生産能力を向上させる狙い。これにより、名古屋工場のホーロー生産能力は現在から1.2倍に増強されることになる。

名古屋工場は、1947年に同社前身である日本エナメルの名古屋工場として設立。日本で初めてホーローを外壁に使用した同工場は、67年に発売されたホーロー流し台をはじめ、現在も同社の基幹商品であるホーロー製品の生産工場として重要な役割を担っている。

今回、中期経営計画で掲げている2020年度の売上目標2000億円達成に向けて、作業工程の効率化と生産能力の強化を図るため、名古屋工場に倉庫新設と焼成炉の導入を決定した。

■新倉庫概要
所在地:名古屋市東区矢田3-5-30
延床面積:2952.06平方メートル
構造:鉄骨造3階建て
投資額:8億円