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三保造船所、比商船大用の航海練習船進水

2018年8月28日 (火)
空白

荷主三保造船所(静岡市清水区)は27日、国際船員労務協会向けの70メートル型航海練習船の進水を、9日に行ったと発表した。

進水した練習船は、国際船員労務協会と船員組合である全日本海員組合、フィリピン船舶職員部員組合(AMOSUP)で共同管理する基金を活用して建造されるもの。

労使協力プロジェクトの一環としてAMOSUPが運営するフィリピンの商船大学で船員を目指す学生の航海実習などに利用される。

進水式は台風の影響を考慮し、8日に命名式、9日に進水を行い、命名式には清水海洋少年団の20人が参加した。

■主要目
船名:キャピタン・グレゴリオ・オカ(AMOSUP創始者の名前から命名)
船種:70メートル型航海練習船
全長:78.69メートル
船幅:12メートル
深さ:5.55メートル
満載喫水:4.7メートル
載貨重量トン:1400メトリックトン
総トン数:1750グロストン
主機:1471キロワット×1セット
航海速力:13.8ノット
最大搭載人数:138人
発注者:国際船員労務協会