ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

常石造船、8万トンバルカー進水式を一般公開

2018年6月25日 (月)

荷主常石造船(広島県福山市)は22日、常石工場の第一船台で行う8万トン級バルカーの進水式を、7月6日に一般公開すると発表した。

進水する船は、同社が開発したカムサマックス・バルクキャリアで、同社「TESSシリーズ」に並ぶ主力商品の一つ。カムサマックスという呼称は、酸化アルミニウムを主成分とする鉱石「ボーキサイト」の主要積出港である、アフリカ西岸ギニアのカムサ港に入港可能な最大船長を持つことから命名した。

7つの貨物倉を有しており、各貨物倉の倉口にはサイドローリングタイプのハッチカバーを装備している。倉口サイズを極力大きくすることにより、荷役効率向上を図っている。

貨物は穀類、石炭及び鉄鉱石が積載可能で、鉄鉱石のような高比重貨物は1、3、5、7カーゴホールドに隔倉毎に積載可能となっている。また、省エネの取り付けや電子制御エンジンの採用による燃料消費量の低減、燃料タンクのダブルハル化、バラスト水処理装置の搭載など環境への配慮を図っている。

進水式は6時50分から7時10分まで開かれ、インターネットでライブ中継も行われる。

■進水する船の概要
全長×船幅×深さ:229メール×32.26メートル×20メートル
載貨重量トン数:8万1600トン
総トン数:4万3400トン
主機:MAN-B&W 6S60ME-C8.2
航海速力:14.5ノット
船種:バルクキャリア

■進水式の見学に関する問い合わせ先
常石造船
総務部総務グループ
TEL:084-987-1101

■常石造船ホームページ
http://www.tsuneishi.co.jp

■インターネットライブ中継ページ
http://www.ustream.tv/channel/Tsuneishi