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商船三井、次世代AI研究の長尾教授と技術顧問契約

2018年8月30日 (木)

ロジスティクス商船三井は30日、次世代AIの「進化的機械学習」「浸透学習法」の生みの親である国立大学法人横浜国立大学の大学院環境情報研究院の長尾智晴教授と技術顧問契約を締結したと発表した。

商船三井グループは、2016年から長尾教授の協力のもと、AIを用いて経済や海事に関するデータを解析し、ドライバルク市況予測に取り組んでいる。技術顧問契約を締結し、定期的なアドバイザリーミーティングや社内検討会を開催することで、先進的なデジタライゼーションの潮流を踏まえたICTの利活用をより推進する。

進化的機械学習は、深層学習(ディープラーニング)の次に来るといわれている機械学習法で、問題を自律的に解決するAIとして注目されている。浸透学習法は、学習時のみ利用可能な未来の情報を運用時にも利用できる情報に“浸透”させるモデル。高精度の未来変動予測などが可能になると期待されている。