ロジスティクス国土交通省が5日午前8時時点でまとめた熊本地震の被害状況によると、熊本県内のトラック運送事業者1社で事務所が全壊し、22社で事務所や車庫などが一部損壊していることが分かった。宅配便は1社が一部地域で集配を停止し、5社で遅延が続く。
高速道路では、九州自動車道・松橋インターチェンジ(IC)-えびのIC間の6区間と、南九州自動車道・八代ジャンクション(JCT)-田浦IC間の3区間で、道路や橋梁の損傷による通行止めが継続している。計9区間で、前日公表から変わっていない。九州道・宮原サービスエリア(SA)-坂本パーキングエリア(PA)間は8月9日の週に緊急車両、九州道と南九州道の一部区間は8月後半に一般車両の通行再開を見込む。
一方、余震による法面の一部崩落で、国道324号・合津IC-知十IC間が新たに通行止めとなった。高速バスは福岡、熊本両県の発着便を中心に7事業者16路線、熊本県内の路線バスは1事業者13路線が運休している。
支援物資では、国交省が全日本トラック協会に輸送を要請し、飲料水や離乳食、簡易シャワーを熊本県内の広域物資拠点へ配送した。被災地では道路網の制約と事業拠点の損傷が重なり、通常の集配と緊急輸送を並行する体制が続いている。
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