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西友、物流網活用したフードバンク活動を拡大

2012年5月23日 (水)

話題西友は23日、セカンドハーベスト・ジャパンのフードバンク活動に対する支援を6月から37店舗に拡大すると発表した。2016年までに同活動を関東全域の150店舗以上に拡大する計画。

 

同社では賞味期限、消費期限の管理を徹底するため、社内ルールに基づいて、それぞれの期限到来前に食品を店頭より撤去し、廃棄処分としているが、食品廃棄物の発生抑制を図るとともに、期限到来前の食品を有効活用するため、日本初のフードバンク「セカンドハーベスト・ジャパン」(東京都台東区)のフードバンク活動を支援している。

 

西友の店舗から定期的に集荷された食品は、西友物流センターへ移送され、そこでセカンドハーベスト・ジャパンへ引き渡す。寄付施設へは、セカンドハーベスト・ジャパンからその日のうちに配送され、寄付施設がそれぞれの期限内で各食品を利用する。

 

西友は過去3年にわたり、関東近郊の数店舗でパイロット・プログラムを実施。作業工程でのノウハウが蓄積され、西友、セカンドハーベスト・ジャパン双方の関連各部門での作業効率も高まってきたことを受けて、6月から同活動を37店舗に拡大し、本格的に始動することを決めた。 

 

同社は支援を拡充するため、7月から関東地区の全店でフードバンク活動を支援する店頭募金も開始する。