国際DHLフレイト(ドイツ)は7月30日、中国の電動トラックメーカー、蘇州蘇豹動力科技(スーパーパンサー)が欧州で生産した初の大型電動トラック「eTopas 600」を、オランダで導入すると発表した。オーストリア・シュタイヤーの工場で量産第1号車の引き渡しを受け、8月にオランダへ移送し、9月から顧客向け輸送に投入する。
両社は2024年に協業の覚書を締結した。DHLフレイトは2025年、オーストリアのウィーン-ヴェルス間などで実運用試験を行い、日常業務への適合性を検証していた。eTopas 600は、スーパーパンサーが欧州市場向けに開発した初の電動トラックで、オーストリアでOEM生産を手がけるシュタイヤー・オートモーティブと協力して製造する。

(出所:DHL)
車両は容量621kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、航続距離は最大560キロ。モーター出力は連続394kW、最大692kWで、最大660kWの急速充電に対応する。2系統で充電した場合、電池残量20%から80%まで38分以内としている。
DHLフレイトは低排出車両の導入を進めており、グループ全体で1700台を運用している。2050年までに物流関連の温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標の一環として、車種や動力方式の検証を続ける。
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