サービス・商品WOGO(東京都千代田区)は7月30日、3D CAD向け自動検図ソフトウェア「Hacadly(ハカドリー) 3D自動検図」を7月28日に正式発売したと発表した。設計データが製造要件や社内設計基準に適合しているかをCAD上でワンクリックで自動チェックし、検図業務の効率化と設計基準の標準化を支援する。
新製品は3D CADにアドインとして組み込み、独自の3D形状解析アルゴリズムを用いて設計データを解析する。穴や曲げ、面取りなどの加工形状を識別し、加工性や組立性、自社基準への適合状況を自動でチェックする仕組みで、検図コンサルティングを手掛けるA&Mコンサルトの検図ルールやノウハウも実装した。β版はすでに複数の製造業へ有償導入され、検図時間の短縮や100名規模の設計組織における設計基準の標準化にも活用されている。
現時点ではiCADとSOLIDWORKSに対応し、板金加工や切削加工、アセンブリを対象に約50項目の検図ルールを標準搭載。違反箇所は3Dモデル上でハイライト表示されるほか、検図結果はHTML形式で保存でき、品質管理やトレーサビリティの確保にも活用できる。さらに、企業独自の設計・製造ルールに合わせた設定変更や、個別機能の追加開発にも対応する。
同社は今後、対応するCADソフトや検図対象となる加工プロセスを拡充するとともに、2D図面の検図や自動設計機能にも対応範囲を広げる。検図にとどまらず設計工程全体を支えるプラットフォームへ進化させ、設計品質の向上や開発期間の短縮を通じて、日本の製造業の競争力強化に寄与するとしている。
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