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イオン、繁忙期のギフト配送分散化へ

2018年11月13日 (火)

ロジスティクスイオンは13日、年末期に集中する同社の冬ギフト配送を、11月下旬へと早める取り組みを開始すると発表した。

昨今の労働需給のひっ迫、Eコマースなどの進展に伴う荷物の取扱量の増加などにより、宅配便業界は慢性的な労働力不足にある。同社は、特にお歳暮などによる配達物が集中する「年末期の配送の効率化が課題」と考えている。

イオンの冬ギフトを主に取扱っている日本郵便でも、年末期の取扱量は通常時よりも増加することから、年末期に集中する荷物取扱量の軽減策の一助となるよう、12月に集中していたギフト配送を11月中に移行させる取り組みを開始することにした。

取り組みでは、冬ギフトの配達期間を11月21日-30日に指定した顧客と同期間で冬ギフトを受け取った顧客に抽選で「選べるカタログギフト」(4000円相当)がそれぞれ抽選で当たるキャンペーンを行う。20日までの申込みが対象で、当選本数は、依頼主・届け先それぞれ5000本。当選発表はイオンの冬ギフトのホームページで12月下旬頃発表する。

さらに、21日-30日の期間限定で「旬を贈るギフト企画」を実施する。「佐賀県産あんみつ姫みかん」や「福島県産みしらず柿」などの農産物ギフト、「北海道産刺身用ほたて貝柱」などの水産物ギフトの9品目が対象となる。

イオンはお中元など今後のギフトシーズンにでもこの取り組みを導入していく。