神奈川県、佐川急便と災害時物資輸送協定

環境・CSR神奈川県は17日、佐川急便と災害時物資輸送協定を結んだ。これにより、同社は災害時に県の要請を受け、幅広い物資輸送や拠点運営の協力を行う。

同社が災害時に協力する内容は、物資集積・搬送拠点、避難所などへの物資の配送計画の策定、配送の実施、配送時の被災者の物資ニーズ収集、物資集積・搬送拠点で県から指示のあった荷役作業の実施、荷役作業に必要な人員、機材の提供――と多岐にわたる。

また災害時の物資荷卸し、仕分け、登録、保管、分配、積込み、配送などに必要な拠点として、県が指定する施設のほか、県の要請に基づいて佐川急便や関係団体の施設を物資集積・搬送拠点として提供する。協定の実効性を高めるため、平時から情報共有、訓練などを連携して実施していく。