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ESR、国内物流施設対象のJVファンド設立

2019年1月9日 (水)

拠点・施設アジア太平洋地域で物流施設開発を手がけるESRは9日、日本で稼働中の物流施設を取得・運用するため、アクサ・グループのアクサ・インベストメント・マネージャーズ、大手ソブリンウェルスファンドとともにジョイントベンチャー(JV)を立ち上げたと発表した。

▲レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター

JVは「日本の主要都市エリアで多角的に投資価値のある物流施設を取得」していく方針で、すでに取得した資産価値10億米ドル(1100億円)の新規竣工済物流施設6物件の運用からスタート。今後は新たな投資家から追加的な出資を募ることも検討する。

取得済のポートフォリオは、すべて竣工から3年以内のESRが開発した東京、大阪圏の物流施設だが、第三者が保有する物流施設に投資する可能性もあるという。

ESRでは「日本では物流不動産セクターは年に8%成長を続けている。一方で先進的な物流施設はまだ全物流不動産の10%以下にすぎず供給不足が顕著であるため、先進的な物流施設への投資には継続的に強い需要がある」としている。