ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

CRE、埼玉県飯能市に2.5万坪の物流施設着工

2019年2月1日 (金)

拠点・施設シーアールイー(CRE)は1日、埼玉県飯能市で大型物流施設の建設に着工したと発表した。2020年6月末の竣工を目指す。

着工した開発プロジェクト「狭山日高IC開発計画」(仮称)は、3万6815平方メートル(1万1136坪)の土地に営業倉庫対応の施設を建設するもので、建物は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造で延床面積は8万41324平方メートル(2万5449坪)。

圏央道狭山日高インターチェンジから0.7キロと近く、国道407号線へもアクセスしやすい立地で、周辺は倉庫・工場などが多く、24時間稼働が可能な条件を備える。圏央道経由でつながる主要高速道路を活かし、広域物流向けの戦略的拠点としても活用可能。

▲完成イメージ

建物はワンフロア5330坪のスペースで設計。2、3階部分へ大型車両が直接乗り入れることができるランプウェイを設け、トラックバースを1階から3階まで備えるマルチテナント対応の物流施設となる。2、3階には下り車両専用スロープを設け、交互通行に伴う場内車両渋滞や接触事故防止に配慮。トラックバースは1-3階で計120台の大型トラックが同時に接車できる仕様とし、8台分の待機スペースも設ける。テナント区画は最小1300坪からの分割に対応し、最大9テナントまで入居できるようにする。

外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1.5トン(1平方メートル)、有効高は各階6メートル以上を確保。平均照度は300ルクス以上とし、2.5トンフォークリフトが走行できる構造とする。2フロアオペレーションとなる3・4階部分には荷物用エレベーター(4.1トン)を6基設置し、垂直搬送機、倉庫内階段の追加設置や事務室の増設、倉庫内の空調機設置などの入居テナントの要望にも対応できる汎用性を確保する。