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ニチレイ・低温物流、倉庫荷役費上昇し3Q減益

2019年2月5日 (火)

ロジスティクスニチレイが5日発表した2018年4-12月期(19年3月期第3四半期)決算のうち低温物流事業は、売上高が1528億円で5.4%の増収となったものの、荷役作業コストや電力コストの上昇や災害対応費用が負担となり、営業利益は1.2%減益の94億円と伸び悩んだ。

国内では通過型センター(TC)事業の拡大や地域保管事業で大都市圏を中心に畜産品、冷凍食品の保管需要の取り込みが進展。運送事業で収受運賃・料金の適正化に取り組んだが、荷役作業コストや電力料の上昇、台風など自然災害の影響による一時的なコスト負担の発生が響き、減益となった。

海外は、欧州でブラジル食肉不正問題に伴うチキン搬入量の減少、輸配送コストの上昇があったものの、小売店向け輸送などを取り込み、輸入果汁の取り扱いも拡大して増収増益を確保した。

■2019年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
152,810
5.4%
営業利益
9,392
△1.2%
6.1%