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JR貨物、19年1月輸送量1.3%減少

2019年2月14日 (木)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)が13日発表した2019年1月の輸送動向によると、「平成30年7月豪雨」などの影響で運休が増えたことにより、取扱貨物量はコンテナと車扱合わせて1.3%減少(前年同月比)した。

同月は、東北線・日本海縦貫線等での輸送障害および山陽線本復旧工事の影響により、高速貨物112本が運休となった(前年は高速貨物350本が運休)。

コンテナは、関東地区の建設発生土、焼却灰の輸送が順調なエコ関連物資、関西・東北地区間などにおいて増送となる積合せ貨物が好調に推移したほか、一般消費者用電気機器の販売好調に伴い家電・情報機器が前年を上回った。

一方、化学工業品・化学薬品は国内需要が大幅な減送となった。また国内での販売不振に伴い出荷が落ちている紙・パルプ輸出用が低調に推移している自動車部品などで前年を下回り、コンテナ全体では0.4%減となった。

車扱は、石油が前年より若干気温が高く推移したため、灯油など需要が減少したことに加え、セメントが在庫調整により3%減となった。