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JR貨物、12月の取扱貨物量5.1%減

2019年1月16日 (水)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)が16日発表した12月の輸送動向によると、取扱貨物量はコンテナと車扱合わせて5.1%減少(前年同月比)した。

今月は、今月は、東北線、函館線、道南いさりび鉄道線等での輸送障害の影響および山陽線本復旧工事の影響により、高速貨物171本が運休となった(前年は高速貨154本、専貨2本が運休)。

コンテナは、コンテナは、紙・パルプが国内需要減少に伴う販売不振により、特に東北・中国地区からの発送が落ち込んだほか、農産品・青果物は北海道地区での夏季の長雨・日照不足により在庫薄となっている玉葱、生野菜、馬鈴薯等が減送、エコ関連物資は建設発生土輸送の減により低調に推移した。そのほか食料工業品、化学工業品、化学薬品といったすべての品目において前年を下回り、コンテナ全体では前年比5%減となった。

車扱は、石油が暖冬に伴って灯油を中心に需要が減少したため低調に推移したほか、セメントが定期修繕時期の変更や在庫調整により減送となり、車扱全体では前年比は5.4%減となった。