話題台湾に本社を構えるVIAテクノロジーズは3日、360度の周辺監視機能を備える自律運転型配送ロボット「リトルライオン」を中国・上海で開かれた「中国国際新エネルギー&ビークルフォーラム」で公開した。
リトルライオンは屋外でも利用できる”特殊用途輸送ロボット”で、「学校、住宅街、工業団地、ハイテクパーク内で、物品の運搬、小包配達、文書の受け渡しに使用できる」(VIAテクノロジーズ)。24時間365日、スマートフォンから注文や配達予約を行うことができるのが特徴で、すでに武漢、杭州、上海の学校内で無人配送サービスに利用されているという。
ロボットに搭載されている「VIAモバイル360サラウンドビューシステム」は、360度のビデオ監視、先進運転支援システム(ADAS)、ドライバー管理システム(DMS)、ネットワークビデオレコーダー(NVR)、センサーフュージョンに対応する車載システムで、ドライバー支援と自律型アプリケーション向けにカスタマイズされている。