サービス・商品ウイズ(大阪市西区)は17日、ソフトバンクロボティクスが販売するヒューマノイドロボット「Pepper」(ペッパー)を活用した点呼支援ロボット「kenco」(ケンコ)の販売を運輸・交通業界向けに開始した、と発表した。ソフトバンクがペッパーを、ウイズが点呼支援機能のアプリケーションを提供する。
ドライバーは、ペッパーとコミュニケーションを取ることで、アルコールチェックや血圧・体温測定、キーの受け渡しを乗務前・乗務後に行うことができる。テンコのプロセスは、まず顔認証による本人確認が行われ、その後アルコールチェック、血圧測定、体温測定、睡眠確認などの体調チェックを受けるという流れで、「1つでも異常が検知されると車両のキーが入っているキーボックスが開かず、ドライバーは乗務ができない」仕組みとなっている。
このロボットを使用することで、運送会社は深夜帯や早朝など管理者の負担が大きい点呼業務をサポートできるようになる。