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大和ハウス、列島南北端エリアで物流施設着工

2019年5月28日 (火)

拠点・施設大和ハウス工業は28日、北海道と沖縄県の列島南北端エリアでそれぞれ賃貸物流施設の建設工事に着工した、と発表した。

沖縄県浦添市で特定の企業の要望に基づいて開発する「BTS型」の賃貸物流施設「Dプロジェクト沖縄浦添」、北海道北広島市で複数の企業が一棟の建屋を分割利用できる「マルチテナント型」の賃貸部流施設「DPL札幌南」の開発をスタートさせたもので、沖縄県で「Dプロジェクト」ブランドを冠した施設は初めて。

Dプロジェクト沖縄浦添は敷地面積8800平方メートル(2660坪)、建物面積1万7000平方メートル(5140坪)で地上5階建て。2020年8月の竣工を目指す。

▲Dプロジェクト沖縄浦添の竣工イメージ

DPL札幌南は延床面積2万8225平方メートルの平屋構造で、最大4区画に分割利用に対応。道央自動車道輪厚スマートICから3キロ、北広島ICから3キロと近い。

施設が立地する輪厚工業団地は札幌市中心部から25キロ、新千歳空港から23キロ、苫小牧港から50キロと、札幌市内向け配送の中継拠点として利便性が高く、港湾貨物の多い苫小牧エリアにつながる国道36号線に近接、小樽港や石狩湾新港もカバーできることから、物流拠点としての地理的条件を備えている。

建物は荷物の搬入しやすさを重視した平屋構造とし、寒冷地仕様として雪置きスペース、雪庇対策を施す。梁下有効高さは6.5メートルと、一般的な汎用タイプの倉庫より1メートル高くする。

▲DPL札幌南の竣工イメージ