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大和物流、小牧に大型物流施設竣工

2019年6月3日 (月)

拠点・施設大和物流は3日、愛知県小牧市長治町で大型物流施設「小牧物流センターI」を竣工し、本格稼働した。

同社は2018年10月、小牧物流センターI、IIで構成する総延床面積3.7万平方メートル超の自社最大物流施設「小牧長治プロジェクト」の開発を開始し、延床面積2.2万平方メートルの1棟目が5月31日に竣工した。9月には冷凍・冷蔵設備を備える物流施設が完成する見通し。

▲竣工した「小牧物流センターI」

すでにI、IIともに入居企業が決まっており、Iは物流会社のフジトランスコーポレーションが1万平方メートルを利用、残るスペースは自社物流拠点として利用する。7.5キロ離れた愛知県岩倉市では「岩倉物流センター」を運営しており、同社は近接エリア内で車両や人員の共有・連携を進め、運営効率を高める。IIは横浜低温流通が全棟利用することになっている。

小牧長治プロジェクトは、東名高速道路小牧IC、春日井ICからともに4.5キロと近く、広域配送に優れた立地で、中京圏だけでなく関東圏、関西圏へアクセスしやすい。

小牧長治プロジェクトでは、大型車両が進入しやすくするため、行政と連携して敷地内に幅員12メートルの道路を整備し、市に移管。この市道により、南北をつなぐ直線道路が開通し、物流センターだけでなく地域の交通利便性が向上した。

「小牧物流センターI」の概要
所在地:愛知県小牧市長治町1番1
敷地面積:1万6159.56平方メートル(4888坪)
延床面積:2万2618.14平方メートル(6842坪)
構造・規模:鉄骨造・地上4階建て(倉庫3階建て)
床荷重:1階2トン(1平方メートル)、2階1.5トン、3階1.5トン
搬送設備:貨物用エレベータ3基(4.5トン1基、3.5トン2基)、垂直搬送機2基(1.5トン)
駐車場:乗用車67台
環境・省エネ対策:全館LED照明導入
設計・施工:大和ハウス工業
稼働日:2019年6月3日