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アサヒ装設、出荷状況共有アプリを3日で制作

2019年6月14日 (金)

サービス・商品アステリア(旧インフォテリア)は13日、アサヒ装設(石川県白山市)がアステリアのモバイルデータ活用サービス「Platio」(プラティオ)で制作した「出荷報告アプリ」を用い、受注商品の出荷状況を速やかに把握できる体制を整備したと発表した。

アサヒ装設はフライヤー、オーブン、粉付け機といった食品加工機械の製造・販売を手がけており、自社ブランド「HI-COOK」(ハイクック)の連続式フライヤーは食品加工工場や給食センターでトップクラスのシェアを占める。

同社には顧客からの商品受注と社内向けの発注を行う営業担当と、仕入れ発注と出荷を担当するCS(カスタマーサービス)部があり、担当者間のやり取りにはチャットツールを使用。営業担当は顧客から発送状況の問い合わせを受けると、CS部がアップする出荷時の送り状の画像データを確認して対応していたが、情報が検索しづらく、目的の送り状画像を探し出すまでに何度もファイルを開く作業が必要になることから、顧客対応スピードの点で課題を抱えていた。

こうした課題に対応する既存のアプリはなく、専用アプリの開発にはコストがネックとなって着手できずにいたことから、プラティオの導入を決めたという。

プラティオを活用してわずか3日で制作したという出荷報告アプリでは、送り状画像を一覧で確認して目的の情報をすぐに見つけられるようになり、問い合わせ対応に時間がかかるという課題を解決した。今後は、工場の始業点検への活用を検討している。

▲出荷報告アプリのイメージ