拠点・施設日本GLP(東京都港区)は29日、滋賀県野洲市で延床面積2万平方メートルの賃貸物流施設「GLP野洲」を開発すると発表した。総開発費用は42億円で2020年1月に着工、21年3月の竣工を目指す。
同社が滋賀県で運営する物流施設は2棟目で、テナント企業はすでに決まっており、一棟全体の賃貸借契約を結んだ。
現地は国道8号に近く、名神高速道路栗東ICから8キロ、竜王ICから7.6キロに位置し、08年に新名神高速道路(亀山JCT-草津田上IC間)が開通したことで、大阪、名古屋の2大都市圏へをカバーする広域配送拠点として利便性が向上した。京滋エリアの地域配送拠点にも適している。
1階の内柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造としたハイブリッド工法を採用し、ブレースのない空間にすることで、搬入出業務の効率性を高めるほか、レイアウトの自由度も確保し、多様なマテハン類を導入しやすいよう配慮する。
敷地面積:1万平方メートル
延床面積:2万平方メートル
構造:地上4階建て(1階にトラックバースを設置)、耐震・鉄骨造
着工:2020年1月
竣工:2021年3月
認証取得:CASBEE(新築)認証