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滋賀県で「GLP野洲」完成、地元商社が使用

2021年4月6日 (火)

拠点・施設日本GLPは6日、滋賀県野洲市で新たな物流施設「GLP野洲」の完成式を執り行った。同社が滋賀県で開発した初めての物件で、家庭用品・生活雑貨を取り扱う専門商社のクラスアップ(滋賀県栗東市、旧社名トーホーコーポレーション)の専用施設として稼働する。

クラスアップにとっては初めてのBTS(ビルド・トゥ・スート)型施設。現在利用している複数の物流施設をGLP野洲に集約してオペレーションの効率化を図るとともに、EC需要の高まりを受けて業容拡大を目指すとしている。

同施設の延床面積は2万350平方メートルで、1階は内柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造としブレース(斜材)のない空間にすることで、搬入出業務の効率性を向上させた。2階から4階まではブレースを建物の外周部に配置し、将来的に設置する可能性のあるマテハン機器に関して、レイアウトの自由度を確保したという。

国道8号線に近接し、名神高速道路の栗東インターチェンジ(IC)と竜王ICからはそれぞれ8キロメートル程度と、京滋エリア・名阪エリアへのアクセスに優れる。2023年度には新名神高速道路が全線開業することから、2大都市圏への広域配送拠点としての機能を担う見通し。

■「GLP野洲」の概要
所在地:滋賀県野洲市大篠原1610-7
敷地面積:9917.45平方メートル
延床面積:2万350.16平方メートル
構造:地上4階建て、耐震・鉄骨造
着工:2020年1月
完成:2021年3月