財務・人事三井倉庫ホールディングスは6日、粗利益改善に向けた取り組みが進捗していることを受け、上半期の営業利益が当初予想より4億円多い60億円になるとの見通しを発表した。前年同期の61.8億円には届かない。
コスト削減が進んだほか、航空輸送で自動車関連貨物のプロジェクト輸送が発生し、倉庫業務でも主要貨物に位置づけるほど取扱量が多いコーヒー豆の保管残高が高い水準で推移した。経常利益は4億円、上期最終利益も2億円上方修正した。
4-6月期は売上高609億円(前年同期比2.5%増)、営業利益33.6億円(17.4%増)、四半期最終利益18.3億円(17.8%増)で着地。通期予想は据え置く。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | |
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売上高 | 60,974 [2.5%] | 241,852 [3.6%] | 184,261 [4.8%] | 120,659 [5%] |
営業利益 | 3,363 [17.3%] | 11,986 [71.3%] | 10,273 [79.7%] | 6,183 [77%] |
最終利益 | 1,830 [17.8%] | 5,190 [17.7%] | 4,271 [25.9%] | 3,111 [72.9%] |
売上高営業利益率 | 5.5% | 5.0% | 5.6% | 5.1% |