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JAL・ANAなど、空港内貨物輸送の自動走行実験

2019年9月24日 (火)

調査・データ国土交通省は20日、空港の制限区域内における手荷物・貨物などの輸送を想定した自動走行の実証実験を実施することを発表した。

この実証実験は航空需要の拡大が見込まれる中、空港の地上支援業務の労働力不足に対応し、省力化・自動化を推進するため、9月から2020年3月にかけて佐賀、中部、成田、関西の4空港で行われる。

実施場所時期実施者
佐賀空港19年9月30日~10月11日全日本空輸(ANA)
中部国際空港20年1月~2月
成田国際空港19年10月31日~20年3月31日日本航空(JAL)
成田国際空港20年1月~2月AIRO(協力:JAL)
関西国際空港20年1月~2月AIRO(協力:スイスポートジャパン)

実施事業者の1つである日本航空(JAL)は同日、実験で使用する貨物けん引トラクター「TractEasy」(トラクトイージー、TLD社)と遠隔運行管理システム「Dispatcher」(ディスパッチャー、SBドライブ社)を発表し、今後地上作業員が混在する厳しい条件下で走行テストを行い、実用化に向けた課題の抽出を行うという。

▲運送用コンテナを牽引するトーイングトラクター「TractEasy」