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西日本豪雨に伴う貨物列車の運休響く

日石輸送、化成品・コンテナ輸送部門が赤字化

2019年5月13日 (月)

ロジスティクス日本石油輸送が13日に発表した2019年3月期連結決算は、最も売上比率の高い石油輸送事業部門で増収増益となったものの、高圧ガス事業部門と化成品・コンテナ輸送事業部門の損益が大きく悪化、営業利益が前期比17.5%の減益で着地した。

高圧ガス輸送は燃料費や人件費の増加で部門利益が8割近く減少し、9600万円にとどまった。化成品・コンテナ輸送は2018年7月の西日本豪雨で貨物列車が運休したほか、北海道で野菜類が生育不良だったことが影響し、1億5100万円の部門赤字(前期は8900万円の黒字)に転落した。

今期は売上高は352億円(2.8%増)、営業利益は12億円(18.9%増)、最終利益は10億円(20.2%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高34,240 [3.9%]24,734 [5.5%]15,546 [6.4%]7,731 [8.6%]
営業利益1,009 [-17.5%]658 [4.6%]218 [-6.8%]180 [291.3%]
最終利益831 [-19.8%]584 [10.3%]250 [10.1%]198 [122.4%]
売上高営業利益率2.9%2.7%1.4%2.3%