ロジスティクス日本石油輸送が13日に発表した2019年3月期連結決算は、最も売上比率の高い石油輸送事業部門で増収増益となったものの、高圧ガス事業部門と化成品・コンテナ輸送事業部門の損益が大きく悪化、営業利益が前期比17.5%の減益で着地した。
高圧ガス輸送は燃料費や人件費の増加で部門利益が8割近く減少し、9600万円にとどまった。化成品・コンテナ輸送は2018年7月の西日本豪雨で貨物列車が運休したほか、北海道で野菜類が生育不良だったことが影響し、1億5100万円の部門赤字(前期は8900万円の黒字)に転落した。
今期は売上高は352億円(2.8%増)、営業利益は12億円(18.9%増)、最終利益は10億円(20.2%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 34,240 [3.9%] | 24,734 [5.5%] | 15,546 [6.4%] | 7,731 [8.6%] |
営業利益 | 1,009 [-17.5%] | 658 [4.6%] | 218 [-6.8%] | 180 [291.3%] |
最終利益 | 831 [-19.8%] | 584 [10.3%] | 250 [10.1%] | 198 [122.4%] |
売上高営業利益率 | 2.9% | 2.7% | 1.4% | 2.3% |