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三浦工業、バラスト水処置「フィルタ+UV方式」初認証

2019年11月11日 (月)

▲HK(出所:三浦工業)

認証・表彰産業用ボイラーメーカーの三浦工業(愛媛県松山市)は11日、「フィルタ+UV(紫外線)方式」を採用したバラスト水処理装置「HK」が、同方式の製品として国内で初めてUSCG型式認証を取得した、と発表した。

USCG型式認証とは米国沿岸警備隊のバラスト水処理規制のことで、米国の港に入るためには必須の条件であるため、メーカー各社が認証取得を目指している。「フィルタ+UV方式」による殺滅方法は、処理過程で有害な物質を使用しないため、処理された水が排水地の生物に影響を与えないという特長をもつ。

「HK」は、これまでに750台が搭載されており、同社は2020年度末までに1200台を販売することを目標に、今後もさまざまな船種の新造船・就航船で実績を重ねていくとしている。

▲USCG認証書(出所:三浦工業)